ヤマハのトリシティ300は信号待ちで自立するバイク
出典:ヤマハモーターヨーロッパ
ヤマハはLMWで有名
ヤマハは3輪バイク(LMW)で結構有名ですね。
特にスクーターのトリシティは街中でも見かけるようになってきました。
その他にもスポーツモデルの「NIKEN」なんかがありますね。
私も一時気になって調べたことがありましたが、へぇー、コーナリング等の安定感が優れているんだね。ぐらいの感想で終わっていました。
しかし最近になって「トリシティ300」の記事を読んだところ、なんと信号待ちで自立できる機能が備わっているそうです!
出典:ヤマハモーターヨーロッパ
「Standing Assist System」は立ちゴケを防ぐ
停車時にバランスを崩して立ちゴケをしてしまったというのは、バイク乗りの99%が味わう苦い経験だと思います。また、身長が低く片足しか地面につかなかったり、地面が沈んでいて足場が悪いなんてのもよくありますよね。
しかしトリシティ300であれば左ハンドルにあるスイッチを入れるだけで自立するため、そういった悩みが無縁になりますね。
現在は欧州のみの発売のようでまだ日本の商品ページはないのですが、EUヤマハのページを見てみると「Standing Assist System」という名称の機能らしいです。
出典:ヤマハモーターヨーロッパ
ヤマハはバイクのスタンダードを変化させる
これは個人的な考えなのですがStanding Assist Systemが低速走行に対応したら、渋滞の時に便利かなと思います。まあ、バイクはすり抜けしてなんぼという部分はありますが、たまに狭くて抜けられない道が何kmも渋滞しているという場合もあります。
そのため、ボタンを押している間だけ直立を維持する。なんて機能があれば、 ずっと一本橋をする必要がなく疲労感が減るかなと思います。
今後日本でも同じ車種が発売されたり、「Standing Assist System」を搭載したLMW(Leaning Multi Wheel)が増えてきたら、バイクのスタンダードを変化させる可能性のある、注目すべき技術だと個人的に考えております。
ホンダの自立機能が製品化される可能性もゼロではありませんが。。
ヤマハモーターヨーロッパ Tricity300 商品ページ
www.yamaha-motor.eu
ヤマハモーターヨーロッパ Tricity300 動画